works_2020_05 投稿者: 中村ぽん2024年1月26日2024年1月26日未分類 橿渕家の棚 簡単に組立&分解できる、賃貸マンションの一室のための棚。住まい手設計のもと、住まい手と一緒に製作しました。 設計:橿渕開+橿渕由依撮影・イラスト:橿渕開 以下、住まい手によるテキストです。 「大きな本棚が欲しい、けれども簡単に解体ができる本棚が欲しい」という思いで設計した。高さのある角材(柱)2本を挟み込むように短い角材2本(梁)をビスで固定する。梁の位置は持っている本の高さに合わせてアレンジした。まるで梯子のような部品(梯子フレーム)が完成する。また、棚板の底面には角材をビスで固定し下駄のような部品(下駄ボード)を作る。梯子フレームの梁の隙間に、下駄ボードの底の角材を木槌で上から打ち込み組み立てる。完成した姿は、柱と梁の上に床を乗せた簡素な建築物のようにも見える。また、木槌で下から叩き、梯子フレームと下駄ボードに分解すれば、簡単に運搬が可能である。(橿渕開)