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梅景家のTVボード

 

TVボードは、機器の配線や配線孔、開閉のための取手などでごちゃっとした印象になりがちです。

そこで、TVボードの6面全てを角丸にし、小さな隙間をつくることを考えました。

この隙間を使って、配線を通したり、扉を掴んで開け閉めしたりすることができます。

また、それぞれの板は内側に大きく45°の面を取り、留めのような接合部にすることで、見た目上は材料の勝ち負けがないようにしています。

角をなくすことで、配線ルートや開閉の仕組みは残しつつ、シンプルで柔らかな形状のTVボードにすることができました。